重油のリサイクルシステム
- 機能: 廃プラスチック及びゴムの処理でできた製品は重油及びガスである。重油は焼却炉の燃料とし使用される、又は売却される。
- 能力: 400 kg/h
- 処理可能廃棄物: 各種の廃ゴム、プラスチック、ナイロン
- 処理プロセス:
+ 廃ゴム、廃プラスチックから不純物を取り除いた後、適当なサイズ(1~2cmぐらい)に切削される。その後、切削されたものは定期的に定量機で熱分解機に投入される。そこで特殊添加剤と混ぜて加熱させる。
+ 熱分解機で、3000C – 4000Cの高熱下に昇華プロセスが発生し、気重及び気軽及び他の物資を含む混合ガスが生じる。気重は凝縮機に投入され、気軽(排気)は一時燃焼室に投入され、熱分解機からの固形製品は廃棄物焼却炉へ投入される。凝縮機では、凝縮可能ガスは凝縮され、脱水され、その後、重油を抽出する。
+ 凝縮しないガスは熱分解機に戻される。
+ 抽出される油は焼却炉の燃料として使用され、ディーゼル油の使用コストを削減する。